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プレスリリース

 

1Finity、AI時代に最適な次世代光ネットワークシステム「Ultra Optical System L1000/L2000光回線システム(OLS)プラットフォーム」をグローバルに販売開始

 

あらゆる場所にフィットするシンプルな設計で、最適化されたマネージドファイバーサービスを提供

 

2026年2月26日

富士通グループにおいてネットワーク事業を担う1FINITY株式会社(以下 1Finity)は、次世代のAIネットワークのニーズに応える「Ultra Optical System L1000/L2000 Optical Line System(OLS)プラットフォーム」(以下 「L1000/L2000 OLSプラットフォーム」)を開発し、2026年秋より、グローバルに販売を開始します。本システムは、オープンかつパフォーマンスが最適化されるよう設計されたプラットフォームで、ハイパースケーラーおよびクラウドプロバイダーに対し光インフラストラクチャを提供します。同時に通信事業者による大容量のマネージド光ファイバーサービスの提供も可能にします。これらのアプリケーションは、DCI(データセンター相互接続)、メトロネットワーク(注1)、および長距離伝送において、大容量、高パフォーマンス、そして信頼性の高い拡張性を保証します。

 

「L1000/2000 OLSプラットフォーム」の特長

 

・800G超高速ネットワークを低TCOで実現、将来の拡張性にも対応

増加し続けるAIサービスに対する需要に対し、通信事業者、ハイパースケーラー、クラウドサービスプロバイダーは800Gに対応したネットワークインフラの適用が求められています。今回、新たに販売を開始する「L1000/2000 OLSプラットフォーム」は、電力とスペースを削減しながら、大容量伝送と迅速なスケーリングを実現するために、最適化されたダイレクトアタッチ(DA)アーキテクチャ(注2)を搭載した次世代プラットフォームです。ACおよびDC電源に対応した様々なシェルフサイズで提供され、あらゆる運用環境に対して比類のない柔軟性を提供します。このシステムは、信頼性の高い800G以上の速度を保証し、総所有コスト(TCO)を大幅に削減します。さらに、将来を見据えた設計としてマルチレール伝送(注3)をサポートしており、長期にわたる電力およびスペース効率のさらなる向上を確実にします。

 

・マルチベンダー環境に最適化された柔軟な光ネットワークソリューション

本製品はマルチベンダー環境での運用向けに設計されているため、ベンダーロックインによる選択肢の狭まりを避け、コスト削減が可能です。柔軟性に優れ、コンパクトなモジュラーアーキテクチャは、連続したC+Lバンドで1から16方路まで拡張可能です。また、オープンWSS(注4)は、ROADM(Reconfigurable Optical Add-Drop Multiplexer)(注5)の相互運用性においてシームレスな動作を保証し、データセンター相互接続やメトロネットワーク、長距離伝送向けのモジュラー型ビルディングブロックを活用することで、大幅なコスト削減が期待できると同時にネットワーク構成要素の選択肢も広げることが可能です。

 

・自動化されたファイバーメンテナンスと統合ツールで、波長スケーリングを最適化

高度な自動化により、プロアクティブなファイバーのメンテナンス、合理化されたコミッショニング、およびシンプルな管理を実現します。これにより、C+Lバンド全体でスムーズかつ誤動作のない波長スケーリングが可能です。また統合ツールを使って、ファイバー接続検証、最適化された波長設計/計画、および能動的なメンテナンスとファイバーに起こりうる様々な問題を迅速に解決するための詳細な診断を可能にします。

 

 

1Finity株式会社 フォトニクスシステム事業本部長 松井秀樹のコメント

あらゆる場所にフィットするようシンプルでコンパクトに設計された「L1000/L2000 OLSプラットフォーム」を採用いただくことで、CSP、ハイパースケーラー、クラウドプロバイダーは、最適化されたマネージドファイバーサービスを確実に提供することが可能になります。この次世代光回線システムは、オープンでパフォーマンスが最適化された信頼性の高い接続性を提供し、進化するネットワーク需要に対応するスケーラブルな基盤を確保し、AI時代とその先の成長を促進します。

 

本プラットフォームは、2026年3月2日(月曜日)から3月5日(木曜日)まで、スペインのバルセロナで開催される「MWC Barcelona 2026」、および3月15日(日曜日)から3月19日(木曜日)までアメリカのロサンゼルスで開催される「OFC 2026」に出展予定です。

 

謝辞

本研究成果は、国立研究開発法人情報通信研究機構NICT(エヌアイシーティー)の委託研究(JPJ012368C09001) により得られたものです。

 

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

 

【注釈】

(注1)メトロネットワーク:都市圏を中心に、アクセス網と長距離網をつなぐ中距離の光通信ネットワーク。
(注2)Direct Attach(DA)アーキテクチャ:トランシーバをROADM装置に直接接続する構成。
(注3)マルチレール伝送:複数の伝送路ファイバ(レール)を束ねることで、装置あたりの伝送容量を拡張する方式。
(注4)オープンWSS:異なるベンダーのROADM装置を波長選択スイッチ(WSS)間で相互接続可能とする方式。
(注5)ROADM:Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexerの略。再構成可能な光分岐挿入多重装置。信号光を波長ごとに、適切な方路へ振り分けて送信したり、受信したりする装置。

 

本件に関するお問い合わせ
1FINITY株式会社
お問い合わせフォーム https://contactline.jp.fujitsu.com/customform/csque04802/873532
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